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保険選びは自分の分析から!「死に方」と「生き方」を考えよう!

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何がなんだかわからないけど気になる保険。「生命保険」と聞くと、「昔、職場に保険のおばさんが来て断りきれずに入ったけどよく覚えていない」「仕事が不安定なのに、そんなことまで気が回らない」「結婚した時、あれこれ勢いで入ったけど、どれが何なのかいまさら考えるのも面倒」など保険に入っていてもいなくても、理解している人は少ないものです。

 

ところが保険について調べようとしても、ほとんどの保険の解説には専門用語が羅列されており読む(見る)だけがせいいっぱいで、理解しさらに自分に合う保険商品を選ぶのは難しいものです。今回は、気になる保険について簡単に説明します。

 

保険は自分を分析すること

世の中の保険商品はザクっと分類すると3つに分けることができます。

 

  1. 死亡保険
  2. 医療保険
  3. 上記以外のさらなるカバー力のある保険

 

ここでは1と2についてまずは理解します。ほとんどの保険商品が1と2が組み合わさってできているからです。

 

「死亡保険」とは、いささか乱暴な言い方ですが、あなたの命をお金に換えることです。ご自分が亡くなった時、お金で助けなくてはいけない遺族はどれだけいますか?独身である、妻はいるが働いていない、妻は働いている、など状況はさまざまです。また、子供がいる場合でも義務教育中であったり、成人して就職しているなど状況は変化していきます。あなたが収入として今後残さなくてはいけないお金がどれだけか、考えてみることが死亡保険の選び方の1歩となります。

 

次に「医療保険」ですが、あなたが入院・手術した場合の費用をカバーするものです。民間の保険を使わなくても、公的なサービス(高額療養費といって、医療費が自己負担額の限度を超えたら、その分が戻ってきます)でまかなうことはできます。ですが、入院しているあなたを見舞う家族の交通費に始まり、闘病中にかかる費用は予想することが難しいです。万一、の何かにそなえて蓄えが十分にあるか、自分の健康状態はどれくらいか、自分を外から中から分析してみてください。

 

「死に方」を考えるのは「生き方」を考えること

上記の2つを押さえたら、「終身」と「定期」について理解します。保険商品はこの2つの用語が枕詞のようにくっついて内容が定められるからです。「終身」とは、いつまでも、その保障が続くことを意味します。「定期」はその期間に定めがあることです。

 

医療保険で「定期」なら、たとえば「80才を定期とする」なら保障は80才までです。(それ以降は更新される場合がありますが、内容の変更には注意が必要です)

 

ここからが、ポイントですがせっかく医療保険に入るのに、健康が不安な高齢になって保障が終わっても不安はありませんか?

 

  • 「そこまで長生きできたらあとはもういい」
  • 「いつまで生きるかわからないからいらない」
  • 「貯金は別でしておくからいらない」

 

考え方はいろいろですが、「死に方」を考えるのは「生き方」を考えることです。自分がこれだけは守りたいこと、守らねばいけないこと、やりたいことを楽しく考えることが自分に合った保険選びの始まりではないでしょうか?

 

準備することで、対応力は高まります。「ここまでは自分の蓄えで何とかしよう」「これ以上は保険でカバーしよう」など、プランニングすることで自分の夢の人生を歩いていきましょう。